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2006年5月13日 (土)

小石川植物園のツバキの植えられている所で、大きなクスノキがありました。あたり一面を木陰にしてしまうほど枝が伸び、柔らかそうな新しい葉がたくさん出ていました。一目見て、とても惹かれてしまい、根を踏みつけないようにしながら近づいて、抱えられないほど大きな幹に触れてみました。かさかさに見えた樹皮はかすかな水分を含んでいました。幹に触れながらぐるっと回ってみたりして、立ち去り難い気持ちで新緑をながめていました。そこへちょうどやってきた女の人が、「この木はここで一番古いのよ。私はここに来たら必ずこうするの」と言って、木に抱きついておられました。私だけが惹かれるのではないと知り、少し不思議な気持ち。長い年月を過ごして今なお生き生きと生き続ける木には、大きな力が潜んでいるのでしょうね。(5月5日)

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