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2015年5月22日 (金)

「エイズの村に生まれて」

ジャーナリスト後藤健二さんの著書「エイズの村に生まれて 命をつなぐ16歳の母ナターシャ(発行:汐文社 2007年)」を読みました。とても分かりやすい文章で、エイズが急増したエストニアのナルヴァ村の実情を取材されています。1991年の独立でロシア系の住民が大半をしめるナルヴァは、経済的に孤立してしまいます。エストニア語がしゃべれないと仕事が限られてしまうのです。そのような状況下で一般の人々に広まっていったのが麻薬でした。それはお酒よりも安く簡単に手に入ったのです。一本の注射器を使いまわすことが爆発的なエイズ感染の原因となります。そんな取材を通して出会ったのが7ヶ月の赤ん坊と一緒に入院していたエイズ患者のナターシャでした。 

文面からにじみ出てくる後藤さんのやさしさに、電車で読んでいてうるっときてしまい、帰宅後すぐに他の著書をすべて図書館で予約しました。

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